2009.12.10|New Car Driving Data 2010
プリウスVS.インサイト
どっちが勝った!? 実用燃費比較

ゲイナーの採点「プリウス」
ファン・トゥ・ドライブ度:★★★
目立ち度:★★★★
インテリア洗練度:★★★★★
デートカー度:★★★
コストパフォーマンス:★★★★
燃費:★★★★★
ゲイナーの採点「インサイト」
ファン・トゥ・ドライブ度:★★★★
目立ち度:★★★
インテリア洗練度:★★★
デートカー度:★★★★
コストパフォーマンス:★★★★★
燃費:★★★★★
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のトヨタ・プリウスとRJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞のホンダ・インサイト。ま、それぞれの協会に所属するジャーナリストたちの絶妙なバランス感覚には感動すら覚えるが、結局、どっちがいいの? と言う話だ。そこで今回は“燃費にこだわり”全行程350㌔ほどのロングドライブでチェックしてみた。最初に断っておくが、両車を走らせた距離はほぼ同じだが、日時や天候、ドライビングには多少の差があるため、厳密な比較にはならない。とにかく“普通に普通に走った”結果だ。
まずトヨタ・プリウス(グレードS/220万円)は全行程351.6km。ハイウエーは60%、流れのいい田舎道20%、市街地並び渋滞が20%という割合で、平均燃費23.8km/リットル。当日の消費燃料は14.77リットルだから1リットル120円で計算すると1772.4円。


一方のホンダ・インサイト(グレードG/189万円)は全行程353.2km。ハイウエーは70%、流れのいい田舎道10%、市街地並び渋滞が30%という割合で、平均燃費21.2km/リットル。当日の消費燃料は16.66リットルだから1リットル120円で計算すると1999.2円。
専門誌などが、腫れ物に触るように行った燃費競争の数値では30km/リットルなんてざらだが、今回はあくまでも普通に使った結果だ。プリウスの10・15モードは35.5km/リットル、インサイトは30.0km/リットル。カタログ数値の7割が実用燃費だから、プリウスはわずかに下回り、インサイトはわずかに上まわったことになるが、燃費自体はプリウスの勝ち。しかし、車両価格ではプリウスが31万円高。この価格差を350㌔走行して226.8円しか違わない燃料代でプリウスが埋め合わせるためには478万㌔あまり走らなければ行けないことになるから、リーズナブルという観点ではインサイトの勝ち。

では今まで計測してきた“燃費がいい”と言われているコンパクトカーの実走燃費と比較するとどうなるか? フィアットのチンクエチェント15.6km/リットル、日産キューブ14.2km/リットル、マツダ・デミオ15.4km/リットル、ホンダ・ライフ16.2km/リットル(すべて編集部実測値)などからすれば、やはりハイブリッドの燃費の良さが際だつ。仮にマツダ・デミオで350㌔走ったばあいの使用燃料は22.7リットル、燃料代は2724円となる。プリウスで952円、インサイトで724円のお得となる。ハイブリッドならドライブ途中のランチにちょっぴりゆとりが生まれるわけだ。

TOYOTA PRIUS SPECIFICATION
全長:4460mm 全幅:1745mm 全高:1490mm
車両重量:1350kg
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC
排気量:1797cc
最高出力:エンジン( 99ps)+モーター(82ps)システム出力136馬力
10・15モード燃費:38.0km/リットル
価格:220万円(S)
HONDA INSIGHT SPECIFICATION
全長:4390mm 全幅:1695mm 全高:1425mm
車両重量:1190kg
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC
排気量:1339cc
最高出力:エンジン( 88ps)+モーター(14ps)システム出力98馬力
10・15モード燃費:30.0km/リットル
価格:189万円(G)
評価項目の基準
ファン・トゥ・ドライブ度:走りの楽しさ。快適気持ちのいい走り度でもある。さらに彼女に運転を任せられるかなども評価。
目立ち度:街中などでの視線の集中具合など話題性や注目度を評価
インテリア洗練度:インテリアのデザインや質感、居心地の良さなどを評価
デートカー度:デートカーとしての役割。女性に人気があるか関心を示して貰えるか?
コストパフォーマンス:お買い得度、ランニングコストなどを総合的に評価
燃費:そのセグメントに置いて燃費の良さ、環境性能をどれほど気にしているかを評価
★5つがフルマーク